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[2024年7月30日]2024年前期貿易統計速報値

2024年度前期(1月ー6月)のジョージア対外貿易統計速報値がジョージア国立統計局から発表されました。


昨年の同期からみると1.8パーセントの減少とのことです。また、圧倒的な輸入超過なことが同記事のグラフからもよくわかります。

興味深いのは相手国で列挙すると、総額ではトルコ、ロシア、中国、米国、アゼルバイジャンの順です。


もっとも、輸出はクルグズスタン(キルギス)が最大で、次いでカザフスタン、ロシア、アゼルバイジャン、アルメニアとなります。旧ソ連諸国が勢揃いです。というのも中古車の再輸出や鉄くず、それにワインやスピリット類がジョージアの最大の輸出品目だからです(ワイン、スピリット類、ミネラルウォーターの3点がそれぞれ別項目ですべて品目上位に入っています)。


なお、私はこうした問題では専門家ではありませんが、統計をみていると、ジョージアにとっておそらく最大の稼ぎ頭は観光産業ではないか、ジョージアを訪れる外国人が落とすお金はどう反映されているのかなど、疑問も出てきます。あるいは芸術家の海外公演なども優れたアーティストの多いジョージアではかなりの規模ではないかとも思われます。


ジョージアといえばオレンジ・ワイン。写真は2019年9月西ジョージア・イメレティ地方にて






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