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[2024年7月26日]ジョージア21世紀年表  1999~2021年

昨日に続いて、2023年1月に立命館大学アジア・日本研究所の『アジア・マップ:アジア・日本研究Webマガジン』に掲載された拙稿の紹介です。


2000年からという依頼でしたが、1999年のシェヴァルドナゼ来日と、何よりもOSCEイスタンブル・サミットが重要だったので、1999年からの記載としました。エリツィン政権最末期、この取り決めにより、ロシア軍はジョージア国内の基地を閉鎖して退去しました。BTCパイプライン敷設など、大きな地政学的取り決めとなった歴史に残る会議でした。


それからまさにちょうど25年、四半世紀、ロシア軍はすでに2008年のジョージアとの戦争でふたたび大コーカサス山脈をこえ、さらにはまもなくシリア内戦に介入して、国外での戦闘行為を拡大していきます。そして、クリミア併合、ウクライナ侵攻と続いています。


ジョージアの年表はそれ自体は地味なものかもしれませんが、是非行間からも国際政治の移り変わりを見ていただければと思います。


写真は中東の香り漂うトビリシ旧市街の写真。これも20世紀末頃かもしれません。日本に何度も来日したルスタヴィ合唱団の指導者故アンゾール・エルコマイシュヴィリ氏の邸宅も見えます。何度もお邪魔したことがとても懐かしいです。




 

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