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[2024年7月21日]ジョージアとポーランド関係

昨日ジョージアとハンガリーの外務大臣会談について言及しましたが、イリア・ダルチアシュヴィリ現外相はかつてポーランド大使も務めた東欧通です。その経歴を少し見てみましょう。


1981年2月生まれ。ジョージア・ワインと観光の中心地でもあるカヘティ・シグナギ生まれとのことです。2002年にトビリシ国立大学を卒業。2004年に同大学大学院で経済学修士号を取得後、レスプブリカ銀行に勤務。2006年に同行はフランスのメガバンク・ソシエテ・ジェネラルの傘下に入りましたが、2011年にグルノーブル経営大学院(フランス)のMBAを取得しています。


2012年から在ポーランドジョージア大使館に勤務し、本国政府の次官などを務めた後、2017年から2021年まで駐ポーランド大使。第二次ガリバシュヴィリ政権発足後まもない2021年3月から官房長官となり、2022年4月から外務大臣を務めています。


私は2018年12月に学会報告のためワルシャワ大学を訪れた際に、現地のジョージア大使館で開かれたレセプションでお会いしました。長身かつ笑顔が印象的でした(下の写真参照)。ワルシャワ大学では2010年より隔年でジョージア研究の国際学会が開かれており、同大学で活躍しているジョージア出身のダヴィド・コルバイア先生がホストをしています。ポーランドはフランスと並んでジョージアと歴史的に深いつながりを持つ国なのです。


写真はダルチアシュヴィリ大使(当時、現外相)、そしてコルバイア博士と。








 

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