[2024年11月28日]新大統領選出の方向
11月26日に開会した新議会では、12月14日に新たな大統領を選出することが決まりました。野党がボイコットを続けているため、150名中80名の賛成多数で決まったとのことです。第6代大統領の就任式は12月29日、任期は5年となります。
今回から直接投票ではなく、間接投票で大統領が選出されるようになりました。国会議員に地方の代表などを加えた300名の代議員による選挙で選ばれることになります。
与党会派のリーダーであるムディナラゼによれば、すでに与党は大統領候補を決定しているとのことです。また、実質的な最高実力者であるイヴァニシュヴィリ氏のほか、名前の挙がっている与党リーダーのガリバシュヴィリ前首相や、初代大統領ズヴィアド・ガムサフルディアの息子であるコンスタンティネ・ガムサフルディアについて、同氏はその可能性を否定しています。
現在のズラビシュヴィリ大統領の任期は12月16日に切れるのですが、こうした一連の議会の動きをすべて認めていない現大統領がどのような反応をみせるのか注目されます。
写真は2000年冬にグリア地方など西ジョージアを回った際の写真です。木造の瀟洒な建物はどこか懐かしい感じです。
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