[2024年10月6日]選挙を前にして平穏なトビリシ
9月末よりジョージアに来ていますが、またブログの更新ができずに間が空いてしまいました。
この週末はトビリシの街祭り、トビリソバでした。実際、暑すぎず、寒すぎず、気候は一年で一番よい時期で、街中を散歩するだけでリラックスできます。
気持ちの良い天気が続いて、そして、選挙前に不気味なくらいトビリシは平穏が続いています。
もっとも、この間、ズラビシュヴィリ大統領はもともとの母国でもあるフランスを訪れていました。そして、以下の記事によればマクロン大統領は「“France welcomes the European and democratic aspirations of the Georgian people. We hope that the elections on October 26 will allow Georgia to resume its European path.”（原文はフランス語でLa France salue les aspirations européennes et démocratiques du peuple géorgien. Elle forme le voeu que les élections du 26 octobre puissent permettre à la Géorgie de reprendre son chemin européen.）」と述べたそうです。ズラビシュヴィリ大統領はこのほか、ベルリン、ワルシャワ、ブリュッセルズを訪れて各国の大統領らと会談を続けています。
もともと与党「ジョージアの夢」に擁立されて当選したズラビシュヴィリ大統領ですが、現在はそのもっとも激しい反対派に転じました。ただし、トビリシでは与党の選挙キャンペーンが目立ちます。友人たちに聞いても、与党、野党、双方の支持者が入り乱れているように感じます。
どのような結果になるにせよ、独立30年の民主的な歩みを反映した選挙になることを願ってやみません。そして、すでに投票日まで3週間、ここまでは静かな点も重要に思います。
記事では大統領の訪欧について触れたので、写真は市内で目立つ与党「ジョージアの夢」党の選挙の看板。41番です。
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